ホーム>汗臭>A8.4つの消臭方式とは?!
消臭方式には大きく4つの種類がある!
消臭とは字のごとくニオイを消すことですが、一般的な消臭剤や消臭アイテムは大きく4つの消臭方式があります。その消臭方式をひとつづつ見てみましょう!
1.物理的消臭(吸着消臭)
ニオイとは小さなニオイ物質です。これが浮遊し、鼻に入るとニオイを感じるのですが、この浮遊するニオイ物質を物理的に閉じ込めてしまう方法です。身近なものでは活性炭や竹炭などです。炭の表面は多穴質といって小さな穴がたくさんあるため表面積が大きいのです。ですので浮遊するニオイ物質を表面に吸着しやすい性質があるため消臭剤として昔から用いられています。
利点は、物理的に吸着させるのでニオイ物質の種類に影響せず、どんなニオイ物質も吸着します。欠点はニオイ物質が無くなったわけでなく、表面に吸着されているだけですので温度や湿度の変化により再びニオイ物質が飛び出す可能性があります。また多くのニオイ物質が吸着されると飽和状態になり消臭効果がなくなる点です。
2.マスキング消臭
この方法はクサイ不快なニオイを別のニオイで分からなくする方法です。身近な例でよくあるのがトイレの芳香剤。トレイのアンモニア臭などを無くすのではなく、別の香りで分からなくする方法です。ある意味こ、香水やコロンなどもこの方式と言えます。
ただこのマスキング消臭は、場合によって不快なニオイに香料が混ざり、かえって不快なニオイになってしまうことがあるので注意が必要です。
3.生物学的消臭
ニオイ物質の多くは細菌が繁殖する際、細菌の老廃物として発生します。ですので細菌が繁殖しなければニオイも発生しません。このことからニオイを発生させる細菌自体にアプローチする方法が生物学的消臭と呼ばれるものです。簡単な方法であれば殺菌剤などもこの種類です。ニオイを出す菌を殺してしまう方法ですね。また別の菌や生物でニオイを出す菌を食べさせてしまうバイオテクノロジーを用いた方法も存在します。
利点はニオイを出す原因である菌自体をなくすことにより、発生原因をおさえるという点です。欠点は既に発生してしまったニオイ物質に関しては消臭することは出来ないということです。
4.反応式(分解)消臭
反応式消臭とはニオイ物質を臭わない物質に変化させる消臭方式です。例えば水道水など夏場にクサイと感じたことがあるかと思います。殺菌剤である塩素が水道水には含まれているので、この塩素がクサイのです。しかしこの塩素にナトリウムという物質が反応すると塩化ナトリウムという物質(塩)になります。反応することにより臭かった塩素は無臭(塩は無臭)になるのです。このような反応により無臭化する方法が反応(分解)消臭と言われるものです。
利点は素早く大容量のニオイを無臭化し、無臭化されたニオイは二度と復活しない点です。本当の意味で無臭化するのでこの方式こそ消臭と言えるのです。
欠点は、特定のニオイを消し無臭化することにはとても優れているのですが、複数のニオイを消すことが不得意なものが多いことです。ニオイ物質は1種類で存在することはなく、体臭などを含めほとんど複数のニオイ物質の混合臭として存在しています。タバコ臭などは数百種類のニオイ物質の混合臭です。このうちのいくつかの臭いだけを消臭してもタバコ全体のニオイを無くすことが出来ないというようなことです。
以上4つの消臭方式の概要のお話でした。世の中で市販されている消臭剤の多くは、この4つの消臭方式のどれか、あるいは組み合わせで製造されているものが多いのです。成分表などを見て確かめてみるのもよろしいかと思います。
※弊社製品の消臭スプレーヌーラは反応式消臭剤。通常であればある種類のニオイしか消えないのですが、ヌーラの特徴は、様々な種類のニオイ物質とよく反応することです。特に体臭という複合臭に関しては、実感できる消臭として大変な評価を頂いております。
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